【家は洩らぬ程、食事は飢えぬ程にて足る事なり】
「家にしても食事にしても、贅沢を言えばきりがない。
雨漏りをしない程度の家、ひもじくないほどの食事が体にいい」
というたとえで、我欲を抑え、多くを望まない生き方の大切さを説いています。
(中略)
同じ体験をしても、心が180度違ってしまうのです。
公私を含め、行動するときは、
「全部を期待するのはよそう。全部を望むのはよそう。3割楽しめれば十分」
と言い聞かせるようにするといいと思うのです。
→望みすぎに注意する
引用:小さなことにクヨクヨしなくなる100の言葉(植西聰著)より

『あれも欲しい、これも欲しい、もっと欲しい、もっともっと欲しい』
上記の文章を読んで、頭の中に思い浮かんだのがこの歌詞です。
あるミュージシャンの曲の歌詞なんですが、一時期流行りました。
ドラマに使われていた曲なんですが、なんとも元気を貰えるような曲で、僕もとても好きでした。
この歌詞は、我欲の塊みたいな内容になっていますが(笑)。
でもまぁ、欲を言えばキリがないというのは、なんとなくわかりますね。
『あれも欲しい』
『これも欲しい』
『もっと欲しい』
『もっともっと欲しい』
ついつい、そうやって考えてしまいがちです。
今の生活を、客観的に見てみると、案外そう悪くはないような気がします。
家もあって、ご飯も食べられて、そこそこ健康な身体もある。
きっと世の中には、自分よりも大変な生活をしている人がたくさんいると思います。
でも、その人たちみんなが、不幸せに感じているかというと、そうでもないらしいです。
今の自分の生活にそこそこ満足し、そこそこ幸せに感じているようです。
日本は物には恵まれていますが、幸せに感じられる人は少ないような気がします。
もちろん、僕も含めて。
少しでも、3割満足に考えられるようになりたいものです。
そうすれば、今よりも幸せに感じられるのかもしれません。
では、またー🐳
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