もうこれが最後の砦だと思うようなときがある。
これを失ったら何もなくなってしまう、そんな思いである。
これが財布に残ったお金であるとか、モノならばまさにその通りかもしれないが、形のないものについて言えば、そうでもなさそうである。
(中略)
自分の考えていること、思いを表現することによって、現在の考えが整理され、またあらたな考えがわき出てくる。
そういうことをしないで、人知れず思索をしていても、ちっとも前に進まないことが多い。
カウンセリングというものの有効性も、まずはここにあるわけである。
引用:こころがホッとする考え方(すがのたいぞう著)より

超心配性の僕は、最後の砦がなくなることを、とても恐れているような気がします。
その最たるものは、やはり『お金』です。
そして、普段はあまり意識していませんが、『家族』や『大切な人』もそうです。
もし、『お金』を全て失ってしまったら、、、。
もし、『家族』を全員失ってしまったら、、、。
もし、『大切な人』がいなくなったら、、、。
そんなことを考える日も、ときどきあります。
そんな風に考えること自体は、悪くないと思っています。
だからこそ、当たり前にあるそれらを、もっと大切にしようと考えて行動できるからです。
しかし、考えすぎると頭の中がそれらで埋め尽くされてしまって、どうすればいいのかわからなくなってしまいます。
心配事に、底はないようにすら思えてきます。
そんなときは、A4のコピー用紙に書き出してみます。
なんでもいいから、書き殴ります。
下手くそな字でもいいし、読みにくくてもいい。
とにかく、頭の中にあるモヤモヤを、そのまま紙に書き出します。
がーーーーーっと書いていくと、そのうち書き出すものがなくなってきます。
それと同時に、頭の中が少しだけスッキリした気持ちになります。
他にも、父や母や友人に話を聞いてもらうときもあります。
解決策を望んでいるわけではなくて、ただ単にうんうんと話を聞いてもらうだけ。
頭の中のモヤモヤを、そのまま口に出します。
相手に伝わっても伝わらなくても、どちらでもいいです。
モヤモヤを外に出す、ということが大切だと思います。
そうして心が少し軽くなってくると、前向きになれることが多々あります。
さて、何をしようかな、っていう具合に。
では、またー🐳
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