よく「人間は中身だ!」なんてことを言う人がいる。
こういうことを偉そうに言う人にかぎって、いかにも中身がなさそうな感じなので、「そう言うあなたはどうなんですか?」と皮肉りたくもなるものである。
私たちは「自分を変えよう」とか「変えたい」と思うと、ついつい「中身」、つまり精神的な部分を何とかしなければいけないと考えがちである。
しかし、そんな無理をしてはいけない。
長いこと培ってきたものが、そうそう変えられるわけもないのである。
それに、自分が直したいところも、間違いなく自分の個性なのだから、生涯大事にしなくてはいけないのである。
変えるんだったら、まず外側を変えてみよう。
それならあまり無理しないでもできる。
(中略)
暗い気分でいる人ならば、明るい服とか派手な服を着なさい。
あるいは、無理にでも明るくふるまいなさい。
笑えるものなら笑うのもいいだろう。
少しは明るい気分になれる。
「悲しいから泣くのではない。泣くから悲しいのだ」
これは、心理学の一つの命題である。
「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ」とも言い換えられる。
外側、あるいは「かたち」から入ることも大いにアリなのだ。
引用:こころがホッとする考え方(すがのたいぞう著)より

昔から、僕は超ネガティブ思考です。
それは今も変わっていません。
変わったことといえば、状況によっては多少はポジティブ思考になれるようになったことくらいです。
でも、根っこの部分は、相変わらず超ネガティブ思考です。
僕は昔はそれがとても嫌でした。
もっと楽観的に生きられたらいいのになと、そう思うことばかりでした。
今でもときどきは、そう思ってしまいます。
でも、その超ネガティブ思考なのも僕だし、そのおかげで助かったこともたくさんあります。
よく「長所と短所は表裏一体」といいますが、本当にその通りだと思います。
短所だと思っていたことが実は長所だったり、長所だと思っていたことが実は短所だったりもします。
超ネガティブ思考な自分とも上手に付き合い、確かに短所なこともあるけど、長所なこともあるんだと思うと、気が楽になります。
そして、そんな自分も好きになれます。
24時間死ぬまでずっと一緒にいるのは、自分自身です。
そんな自分のことを嫌いだと、生きることがしんどくなります。
それなら少しでも自分のことを好きになった方が、生きることが楽しくなりそうです。
新型コロナのせいで外出も気軽にできなくて、ストレスが溜まっている人もたくさんいると思います。
インドア派な僕も、そろそろ思いっきり羽を伸ばして旅行をしたくなっています。
ですが、今はなんとか我慢をして、それ以外の方法でストレスを発散しています。
ある程度落ち着いてきたら、また前みたいに遠出をして、仲の良い人たちに会いに行きたいものです。
では、またー🐳
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