よく「清水の舞台から飛び降りるつもりで」と言うが、そうそうそんな高いところから飛び降りられるものではない。
(中略)
人前で自分を出すことを怖れる。
失敗するのではないだろうか、無様な姿をさらすことになるんじゃないだろうか、そんなことがいつも気になって、人前に出ること自体を 怖れてしまう。
ある対人恐怖気味の女性は、好きな男性に告白できなかったことを悔やんでいた。
(中略)
勇気さえあればいいんだろうなと思いながら、カウンセラーはまた別のことを考える。
一番いいのは、友だちに何度も相談することだろう。
そうすれば友だちはかならず背中を押してくれる。
たとえ失敗に終わっても、その友だちが慰め支えてくれるはずである。
結局、そういった安心感が背景にあるから、私たちは初めて勇気が持てるのではないか。
「何とかなる」という希望のお守り、それは自分の人間関係なのである。
引用:こころがホッとする考え方(すがのたいぞう著)より

僕の父は、「ヒルクライム」というミュージシャンの曲が好きです。
50代なのに、若者向けの曲を聴いています。
そのせいか、僕もいつの間にか聴くようになっていました。
その曲の中で、「エール」という曲があります。
その曲の歌詞とリズムが、とても気に入っています。
サビの部分だけ抜粋してみます。
ほらきっと出来るって心配ない
恐れずに行こう 自分信じて さぁ
失敗したっていいんじゃない
何度でもやり直せるから
俺に任せろ 心配ない
何が根拠かって? 俺が根拠さ
失敗しったって It’s all right
必ずそこまで行けるから
引用:エール(ヒルクライム)より
背中を押してくれる、そんな歌詞な気がします。
何かをするためには、たしかに勇気があった方がいいかもしれません。
でも、一人では勇気ってなかなか持てなくないですか?
超ネガティブで友達が少ない僕も、なかなか勇気を持つことはできません。
そんなときは、自分で根拠のない自信を持ってみたり、こうやって曲を聴いたりしています。
そういったことが、ちょっとだけ自分の背中を押してくれます。
みなさんにとって、自分の背中を押してくれるものってどんなことですか?
では、またー🐳
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