【歩くとなぜいいか?】「よく噛むこと」と「歩くこと」(大島清著)

「よく噛むこと」と「歩くこと」には大きな共通点がある。

 

どちらも直接脳の働きを活性化させているということだ。

 

体から脳に行く刺激の中で最大のものは、足の大腿筋であり、二番目が咬筋だ。

 

つまり歩けば歩くほど、そして、噛めば噛むほど脳に刺激が伝わり、脳を活性化してくれる。

 

だから歩けば歩くほど、よく噛めば噛むほど人間は元気になる。

 

逆に噛まない、歩かない人間は次第に活力が失われていくことになるのだ。

 

(中略)

 

肥満はすべての生活習慣病の引き金になると書いたのを覚えていらっしゃるだろうか。

 

そこでは「歩かないと肥満になる」と書いたが、これに加えて、「よく噛まないと肥満になる」のだろうか。

 

よく噛まないと脳の満腹中枢がうまく機能せず、満腹感を感じないのだ。

 

この結果、食べすぎてしまうということになる。

 

よく噛めば腹八分目くらいで満腹中枢が働いて、「もう満腹だ」という合図を出す。

 

よく噛み、よく歩く。

 

それだけで健康的な生活が送れ、脳の老化を防げるというわけだ。

  

引用:歩くとなぜいいか?(大島清著)より

僕は食べるのが、めちゃくちゃ遅いです。

 

食べるのが遅かったので、学生のときは昼休みがみんなより短く感じていました。

 

でも、今思えば、昔からその習慣があって良かったんだなと思っています。

 

食べるのが遅いということは、それだけよく噛んでいるということです。

 

つまり、肥満や生活習慣病になるリスクを勝手に下げてくれていたのです。

 

習慣ってなかなか変わりませんよね。

 

意識せずに勝手にやっていることなので、良い習慣ならありがたいですが、悪い習慣だと直すのが大変です。

 

歩く習慣も、最初はなかなか続きませんでした。

 

しんどいから今日はやめとこう、寒いから明日にしよう、そうやって歩かない日も多かったです。

 

でも、今はどれだけしんどくても、寒くても、歩かないとなんだか気持ち悪いです(笑)。

 

歩かないと一日が始まらないような気にすら、なってしまっています。

 

よく噛んで、よく歩く。

 

人間らしい生活を改めて意識して、健康でしあわせな人生を続けたいものです。

 

では、またー🐳

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