一日に数千歩しか歩かないと、やがて足腰が弱ってしまう。
弊害はそれだけではない。
足腰が弱ると気持ちまで弱ってしまう。
「歩くこと」と「気持ち」は連動している。
最後のひとがんばりができない人や、物事を簡単に諦めてしまう人、ちょっとしたトラブルにつまずいて、なかなか立ち直れず、くよくよ悩 んでしまう人などは、意識して歩いてみるといい。
こういう人たちの中には、案外歩いていない人が多い。
歩くことによって、気持ちが強くなるということがしばしばあるのだ。
(中略)
歩くことによって自然に気持ちも強くなったのだと思う。
気持ちが弱っているときに、「こんなことでどうする」と自分に腹を立てたり、自分を責めたりするとかえって逆効果になることがある。
こういうときも歩くことだ。
それもゆっくりではなく、さっさっさっという具合に、少しだけ早足でさっそうと歩いてみる。
たったこれだけのことで、くよくよ思い悩んでいることがばかばかしくなることがある。
前向きな気持ちになって、問題に正面から向き合おうという気になることがある。
なぜこんなことになるかというと、歩くことによって強い気持ちを取り戻すことができたからだ。
繰り返して言うが、歩く趣味は気持ちまで強くするのである。
引用:歩くとなぜいいか?(大島清著)より

歩くことを始める前と後では、自分自信が少しだけ変わった気がします。
めちゃくちゃ大きく変わるということはないけど、ほんの少しだけ、変わった気がします。
この、ほんの少しだけ、を8年間続けています。
そうすると、それまでの自分とは大きく変わっていることに気が付きます。
なんでも小さなことで悩んでいた自分が、そのくらいでは悩まなくなりました。
下を向いてでしか歩けなかった自分が、前を向いて、上を向いて歩けるようになりました。
一日一日の変化は小さいですが、それを続けることによって、小さなレベルアップが出来るのだと思います。
この小さなレベルアップが、自分に小さな自信を持たせてくれます。
では、またー🐳
コメント