歩く趣味は足腰を鍛えるだけでなく、脳も若返らせるという効果がある。
歩くことと健康の関係は次の章でじっくりと考えていく。
ここではその橋渡しとして、歩くとなぜ脳が若返るのか書いておこう。
一言で言えば、人間の足と脳は直結しているからだ。
(中略)
二本足歩行をするようになって、はるかに複雑な動きをする大小の筋肉を正確に動かすため、おびただしい数の神経が動員されるようになった。
こうした体中の筋肉を動かす神経の束が集まっているところが脳だ。
とくに足には大腿筋という大きな筋肉がある。
歩くことによって足の大きな筋肉が動けば神経組織を通じて大きな刺激が脳に届く。
脳が刺激されれば活発に活動する。
脳が活発に活動する状態を「若々しく脳が動いている」というのだ。
(中略)
歩けば脳は若返る。
そう信じて歩き続けてほしい。
引用:歩くとなぜいいか?(大島清著)より

歩いていると、脳がスッキリした気持ちになります。
たとえ朝の目覚めが悪かったとしても、歩いていると頭の中がクリアになっていきます。
あれこれ考えるわけでもなく、ただ単に足を前に出していく。
それだけなのに、頭も心も軽くなります。
今は仕事をしていませんが、仕事をしているときはなかなか頭が重かったです。
あれもしなきゃ、これもしなきゃ、と考え過ぎてしまう。
本当にしんどいときは歩くこともたまに休んだこともありますが、しんどいときこそ歩くべきだと感じました。
寝ているだけでは、頭は重たいままです。
ほとんど何も変わりません。
それならいっそ、外に歩きに出た方がマシでした。
変わらないかもしれない、でも、少しでも変わるかもしれない。
そんな気持ちで歩きに出た後は、やっぱり歩きに出てよかったなと思いました。
今日からしばらくは、あったかいみたいですね。
では、またー🐳
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